昨年起こった『30年7月豪雨』をきっかけに改めて国民の注目を集めているハザードマップ。
今回は埼玉県の鶴ヶ島市に焦点をあてて、解説をしていきたいと思います。
鶴ヶ島市のハザードマップの情報についてお調べの方は参考にしてくださいね。
鶴ヶ島市のハザードマップ~そもそもハザードマップって何?~
ハザードマップは国土交通省 国土地理院が公開しているホームページで下記のように定義付けられています。
“「ハザードマップ」とは、一般的に「自然災害による被害の軽減や防災対策に使用する目的で、被災想定区域や避難場所・避難経路などの防災関係施設の位置などを表示した地図」とされています。防災マップ、被害予測図、被害想定図、アボイド(回避)マップ、リスクマップなどと呼ばれているものもあります。„
つまり、「自然災害による被害範囲を地図化」したものということですね。
鶴ヶ島市のハザードマップ~鶴ヶ島市が公開している3つの地震ハザードマップ~
鶴ヶ島市では想定される地震として、埼玉県が平成19年度に行った「埼玉県地震被害想定調査」において、鶴ヶ島市への影響が大きい地震として以下2つを想定しています。
・深谷断層による地震
・全国どこでも起こりうる直下の地震(鶴ヶ島市直下で起こる地震)
そして鶴ヶ島市では下記3つの地震ハザードマップを公開しています。
①鶴ヶ島市揺れやすさマップ
②鶴ヶ島市倒壊危険度マップ
③鶴ヶ島市液状化危険度マップ
以下、それぞれ解説していきます。
坂戸市のハザードマップ~①揺れやすさマップ~
(出典:
鶴ヶ島市)
文字通り、地震がおこった際の揺れやすさを示したものです。深谷断層による地震と全国どこでも起こりうる直下(鶴ヶ島市直下型地震)の地震のうち、揺れが大きい鶴ヶ島市直下型地震を想定したものです。震度6弱から震度6強の揺れが想定されています。
上の図の薄い赤色の部分は「震度6強」。黄色の部分は「震度6弱」となります。
マップの詳細はこちらをご確認ください。
鶴ヶ島市のハザードマップ~建物倒壊危険度マップ~
揺れやすさマップは、その名の通り、地震が起きた時の「揺れやすさ」を示したものです。
「揺れやすさ」は、地盤の状況とそこで起こりうる地震(想定地震)の両面から、地域の揺れやすさを震度として評価したものです。地震の予想される揺れ(最大深度)を50m単位で分割したメッシュ(網目)ごとに表示されています。
マップはこちらをご確認ください。
鶴ヶ島市のハザードマップ~液状化危険度マップ~
「液状化危険度」は、建物、橋、電気・ガスなどのライフライン施設に影響を及ぼ液状化の可能性の大小を判定したものです。地域の液状化危険度を50m単位で分割したメッシュごとに表示されています。
マップはこちらをご確認ください。
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