こんにちは。アジア不動産です。
以前の記事では、土地購入から引き渡しまでの流れで大切なポイントをご紹介しました。
ところで土地購入を考えた時、はじめに気をつけるべきポイントには何があるのでしょう。
そこで重要なのが、土地の権利を理解する事です。
土地の権利には所有権と借地権、2つの権利があります。
今回は、この2つの権利の違いと、それぞれどんなメリット・デメリットがあるのかを見ていきます。
土地購入でカギとなる所有権・借地権とは
「所有権」とは、土地を所有する方が持つ権利のことを言います。
所有権を持っている土地は自由に使用する事ができるので、第三者に貸したり売ったりすることができます。
ただし、毎年その土地に課せられる固定資産税や都市計画税の支払い義務が生じます。
一方で、土地を所有している地主から土地を借り、そこに建物を建てる場合に発生する権利が「借地権」です。
その場合は土地を所有するわけではないので、固定資産税・都市計画税の支払いは必要ありませんが、毎月地主に地代を支払う必要があります。
そして土地は自分の物ではありませんが、その上に建てた建物は自分の所有物となります。
土地購入をするなら所有権?借地権?
所有権のある土地は、文字通り自分が所有しているので、その土地を自由に扱うことが出来るメリットがあります。
しかし、先にも述べたように固定資産税・都市計画税といった税金を支払う必要があるうえ、土地購入には大きな費用がかかることがデメリットでしょう。
一方、借地権付きの土地を買うメリットは、土地を自分の物として所有せずに借りるため、イニシャルコスト(初期費用)が安く抑えられることです。
ただし、地主に継続して地代を支払わなければならないうえ、建てる建物に制限があったり、金融機関によっては住宅ローンの利用を断られる場合があるなどのデメリットがあります。
土地購入をするなら所有権?借地権?注意点
借地権付きの土地は、所有権のある土地と比べると、市場価格で6~7割程度の価格で取引されることが多くなります。
そのため、土地を資産として考えるのなら、資産価値が高い所有権付きの土地の物件を購入した方が良さそうです。
おわりに
土地購入を検討する際には、所有権・借地権といった土地の権利にも留意して下さい。
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