こんにちは、アジア不動産です。
埼玉県川越市でマイホームをご検討中の方、ご在住の方にも川越市は健康づくりへの活動が盛んなことはご存知でしょうか。
今回は川越市の国民健康保険への加入者を対象にした特定健康診査について調べてみました。
特定健診・特定保健指導とは
特定健診は国の政策として生活習慣病の予防のために40歳から74歳までの方を対象にしたメタボリックシンドロームに着目した健康診断のことです。その結果で生活習慣を変えることで予防効果が多く期待できる方に対して保健師などの専門スタッフが生活習慣を見直すサポートを行うことを特定保健指導と言います。
医療保険者を確認してみましょう
自身が加入している各医療保険者が特定健診を行いますので健康保険証から医療保険者を確認してみましょう。会社などに勤めている方は勤先で事業者検診などが行われている場合があります。
川越市の特定健康診査が受けられる方は川越市国民健康保険に加入している方です。
川越市国民健康保険の特定健康診査「ときもいきいき健診」
対象者
川越市国民健康保険の特定健康診査は、川越市国民健康保険に加入している40歳(今年度中に40歳になる方を含みます。)から74歳までの方
医療機関に受診している現在治療中の方も特定健康診査を受けられます
実施期間
実施期間が決められていますので期間内に受診をしてください。
平成30年度は6月から31年1月まで行われており、受診券は5月下旬に発送されたようです。平成31年度も同じくらいのタイミングで行われると思われます。
実施場所
市内の指定医療機関、受診券と同封の案内に一覧で確認できます。川越市役所HPでも確認できるようです。
予約が必要な医療機関とそのまま受診できる医療機関があります
健診項目
市が健診費用を全額負担してくれる項目が特定健診の部分です。気になる項目がある場合には自己負担額はありますが一緒に受けることができます。以下は平成30年度のデータなので診査項目や自己負担額が変更になる場合があり、前年度よりセットCの内容が充実し自己負担額が減りました。
■セットA(特定健診、無料です))
- 質問票(服薬歴、喫煙歴など)
- 身体計測(身長、体重、BMI、腹囲)
- 身体診察
- 血圧測定
- 血液検査
○脂質検査(中性脂肪、HDLコレステロール、LDLコレステロール)
○肝機能検査(AST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GT(γ-GTP))
○血糖検査(空腹時血糖、ヘモグロビンA1c)
○貧血検査(ヘマトクリット、ヘモグロビン、赤血球数)
○腎機能検査(血清クレアチニン)
○尿酸 - 尿検査(尿糖、尿たんぱく)
- 胸部X線撮影
■セットB(自己負担は500円です)
(セットAの項目に加えて)
- 心電図検査
- 眼底検査
■セットC(自己負担は8,500円です)
(セットA・セットBの項目に加えて)
- 腹部超音波検査
- 肺活量
- 視力、聴力
- 血液検査
○脂質検査(総コレステロール)
○肝機能等(ALP、LDH、アミラーゼ、総たんぱく、アルブミン、総ビリルビン)
○血液一般(白血球数、血小板、血液像) - 尿検査(尿潜血、尿沈査)
健診結果
特定健診を受けた医療機関から交付されます。また生活習慣病のリスクが高いと判定された方は川越市国民健康保険から「特定保健指導利用券」が郵送されるので特定健康指導を受けることとなります。
その他
・対象の医薬品を購入した方に所得控除が受けられるセルフメディケーション税制が特定健診を受けることで申請することができます。
・自費で人間ドック等を受けた場合も助成制度があります。
まとめ
個人事業主、自営業、または無職、他の健康保険に加入していない全ての方が加入している国民健康保険ですが市によって健診の実施期間や自己負担で追加で検査できるなどの違いがあります。川越市に住むことを検討している方は参考にしてみてください。