こんにちは(^^)
アジア不動産です♪
天井にひび割れが生じたのを発見して、ドキっとしたことがある方はいらっしゃいますか?
あまり頻繁には目撃しないかもしれませんが、目立つものですから、そのぶん心配が大きくなることもじゅうぶん考えられます。
まず判断しなければならないのが、緊急性についてです。
ここでは、ひび割れの5つの原因と取りうる対策についてお伝えしていきます。
戸建て物件の天井にひび割れ! 考えられる5つの原因
まず、緊急性の低い経年劣化を見てみましょう。
築年数が古くなると、クロスの下地となっている石膏ボードのあわせ目などに沿って天井にひび割れが生じることがあります。
その多くは構造自体には影響がないので、修繕に急ぐ必要はありません。
家屋の素材で見ていきましょう。
コンクリート戸建て住宅の場合、コンクリートそのものの乾燥が原因となって天井のひび割れを起こしているケースがあります。
コンクリートの乾燥に伴い収縮現象が起きるため、クロスがコンクリートに引き伸ばされ、ひび割れしてしまうのです。
また、木造戸建て住宅の場合、木材が縮むことによってクロスがひび割れることがあります。
収縮による天井のひび割れは、節のない木材を使うことで、ある程度防ぐことができます。
また、次に考えられる原因は自動車の振動です。
自宅の前や近くに道路がある場合、長年にわたる自動車の通行によって戸建て住宅にひずみを与えるケースが見られます。
天井のボードやクロスに起こるひび割れは、振動や荷重の集中が原因で生じてしまうのです。
大きな地震や、家が揺れるほどの暴風雨による影響も原因の一つとなります。
天井に多数のひび割れができてしまうことがあるので注視しましょう。
そしてあってはなりませんが、施工不良が原因で、経年数に関係なく、ひび割れが天井に起こることがあります。
下地のボードやクロスが不良を起こしているのであれば、比較的修理も簡単ですが、構造的問題が原因だった場合には、大がかりな修復工事が必要です。
戸建て物件の天井にひび割れ! 取りうる対策
では、実際にできてしまった天井のひび割れに対して、どのような対策が必要でしょうか。
業者にお願いする前におこなっておくポイントや、注意点があるので一緒に見ていきましょう。
まず、大きな暴風雨や地震といった自然災害によってひび割れが生じた場合、緊急性が高まっていますから、すぐに修繕依頼を出してください。
次に、原因の特定が難しく、差し迫ったものがあるかどうかも自分では判断できない場合は、次の対策をとることをおすすめします。
ひび割れを写真に記録して、経過を注視していきましょう。
悪化が見られる場合は、住宅診断士に依頼して原因を特定してもらう必要があります。
必要であれば、業者に相談修繕リフォームを依頼してください。
費用や工事方法は物件やリフォーム会社によって大きく異なるケースがあります。
見積もりは複数社に依頼して比較検討し、より適した対策をとるようにしましょう。