古家付きの事故物件は通常物件より価格が安いことが多く、購入をしようか検討をしている方もいらっしゃると思います。
では事故物件とは、そもそもどういう物件のことを言うのでしょうか。
また価格が安い理由や、古家付き事故物件を購入する際のメリット・デメリット、注意点について解説していきます。
古家付きの事故物件とは何か?なぜ価格が安いのか
事故物件と呼ばれる物件には「心理的瑕疵」「物理的瑕疵」「法律的瑕疵」があり、ここでは「心理的瑕疵」について解説します。
過去に事件・事故があったり、亡くなった方がいる物件は心理的に抵抗を感じてしまうことがあります。
そのため、わざわざ事故物件に絞って購入しようと考える方はあまり多くはないでしょう。
心理的瑕疵が影響する事故物件は、不動産物件のなかでもあまり流通していない案件のため、相場より価格が安いのです。
また、事故物件は売主の告知義務が必要になります。
買主が「このことを事前に知っていたら、購入しなかった」と後々にトラブルが起きないようするための義務です。
事故物件は告知義務の期間制限はないため、たとえ10年前のできごとであっても告知する必要があることを覚えておきましょう。
古家付きの事故物件を購入するメリットとデメリット
古家付きの事故物件は、通常物件より相場価格が10%~30%安くなることが大きなメリットとして言えます。
事故物件の内容によってはそれ以上価格が安くなることもあります。
いっぽうデメリットのひとつとして、購入した事故物件の古家を解体しても告知義務がなくなることはないため、資産性は低いということがあげられるでしょう。
将来的に事故物件を売却しようと考えても、なかなか買主が見つからない可能性もあります。
また、告知義務が残っているため相場価格より割安になってしまうこともデメリットのひとつです。
古家付きの事故物件購入を検討するときの注意点
では古家付き事故物件の購入を検討する際、どのようなことが注意点としてあげられるのでしょうか。
まずは、事故物件となった要因を把握しておくことです。
事故物件の内容について告知義務を受ける際に、いつどの場所でどのようなことがあったのかを把握しておきましょう。
次に費用についてですが、古家付き事故物件を購入してすぐに解体しようと考えても、古家を解体するには多額の費用がかかります。
その場合は、解体費用を事前に想定しておく必要があるでしょう。
また、建物を取り壊した後、新築できる土地であるかどうかを確認することも大切です。
建物を建てるには、国や自治体が定める規制があるため、場合によっては新築できない可能性も考えられます。
まとめ
古家付きの事故物件は、心理的瑕疵が影響を与える物件です。
メリットは価格が相場より安いことですが、いっぽうで告知義務が残ること、資産性の低さなどのデメリットもあります。
事故物件の購入の際は事故の要因を把握しておくことや、解体にかかる費用などの注意点を踏まえたうえで、慎重に検討しましょう。
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