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水路に面している土地のデメリットとは?売却方法や注意点を解説

カテゴリ:不動産屋が書くコラム

水路に面している土地のデメリットとは?売却方法や注意点を解説

こんにちは(*^^*)

アジア不動産です♪


自分が持っている土地が水路に面している場合、果たして売れるのか心配な方もいらっしゃるのではないでしょうか。
本記事では、水路に面している土地のデメリット、売却方法や注意点を解説します。
事前に情報を知っていないと、いざ売ろうとしたときになかなか買い手がつかない場合もあるため、ぜひ本記事を参考にして頂ければ幸いです。

売却しづらい水路に面している土地のデメリット

デメリットは大きく分けて3つあり、1つ目は建築不可の可能性がある点です。
家を建てるためには、接道義務に従い道路に面していなくてはいけません。
土地のどこかが道路と接していても、間に水路がある場合は接道義務を満たしていないとみなされ、建築基準法を満たさず建築不可となる可能性があります。
2つ目は、軟弱地盤である可能性がある点です。
水が土地周辺に流れていると、水分が多く含まれてしまい補強工事が必要なため、相場より価格を下げないと売れない可能性があるでしょう。
3つ目は、浸水する可能性がある点です。
大雨や洪水で水の量が増えてしまうと、建物にも水が流れこむ危険性があります。
わざわざ浸水の可能性がある家を好んで買う方は少ないため、買い手がなかなか見つからないケースがあります。

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水路に面している土地の売却方法

1つ目は、居住用としてではなく売り出す方法です。
買い手は必ずしも住宅がほしい方だけではなく、駐車場や物置小屋など住居以外で活用したい方もいます。
軟弱地盤の可能性もあり家を建築するリスクが大きいなら、最初から建物を建築しないで、更地として売り出してみましょう。
ただし、駐車場や物置小屋などで売り出す場合、買い手が制限されるため買い手が見つからない可能性も考慮しましょう。
2つ目は、水路の占用許可を取って売り出す方法です。
売却する土地が道路と面していないなら、水路の上に2m以上の幅がある橋をかけると接道義務が満たされます。
橋をかける場合には、必ず管理する市町村に占有許可を取りましょう。

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水路に面している土地を売却するときの注意点

1つ上の項で、売却方法の1つに橋をかけると説明しましたが橋をかけるには占有許可が必要で費用も状況によっては数百万円かかります。
無事に占用許可が取れても、売却後に買主が占用許可を継承できるようにしないと買主と市役所でトラブルになる可能性があります。
注意点2つ目は、水路に面している土地であると伝える告知義務がある点です。
告知義務を果たさないで売ってしまうと、契約不適合責任を負う必要があります。
3つ目は、売るときの価格が下がりやすい点です。
水が近くにあると軟弱地盤や浸水のリスクがあるため、なかなか売れず相場よりも低い価格にしないと買い手が見つからないケースがあります。
買主からも価格交渉をされる可能性があるため、どこまでの値下げに応じられるか明確にしておきましょう。

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まとめ

水路に面している土地は、建築不可や軟弱地盤、浸水のリスクがあります。
売り出す際には、住居用以外として売れないか、占用許可を取ったら売れないかなど方法を考えてみましょう。
水に面している場合には、告知義務が必要・売り出し価格が下がりやすいデメリットもある点に注意してください。
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