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実勢価格とはなにか?その調べ方や調べる際の注意点を解説

カテゴリ:不動産屋が書くコラム

実勢価格とはなにか?その調べ方や調べる際の注意点を解説

こんにちは!(^^)!

アジア不動産です♪♪


所有する不動産を売却する際に、どれくらいの値をつければ良いのか、その設定が難しいと悩んでいる方は少なくありません。
基準となる地価に関しても、どこから情報が得られるのか、また不動産の価格にも種類があり、どれをもとにすれば良いのかわからないでしょう。
では不動産売却での実勢価格とはなにか、またその調べ方や調べる際の注意点を解説していきます。

不動産売却での実勢価格とはなにか

不動産の価格は、実勢価格の他に公示価格・路線価・基準地価などがあり、売却する側としてはどういった違いがあるのかわからないものです。
これらは簡単にいえば公表団体の違いで公示価格は国土交通省、基準地価は各都道府県、そして路線価は国税庁です。
そして実勢価格とは実際に売り買いされた価格を言い、需要と供給が釣り合った価格となります。
また不動産会社が提示している販売価格は、売り出すときの価格を意味し、そこから交渉により価格が変更されるケースが一般的です。

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不動産売却の際の実勢価格の調べ方

調べ方としては、まず国土交通省から公表されている不動産情報ライブラリがあり、土地の情報を地図上にわかりやすく表示されているのが特徴です。
次に基準地価から算出する方法があり、各都道府県のホームページにアクセスして得られた基準地価に1.1~1.2を掛けた額が実勢価格とほぼ同額になります。
また固定資産税評価額から導き出す方法もあり、この評価額は毎年自治体から送られてくる固定資産税課税明細書をみればわかります。
固定資産税評価額は国土交通省が公表している公示価格の7割程度となり、計算式は固定資産税評価額÷0.7×(1.1~1.2)です。

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実勢価格の調べ方に関しての注意点

調べる際の注意点は主に3つあり、1つめは実勢価格は過去の取引額である点で、公示価格なども現在の価格と違う可能性があり、過去の取引だけで判断してはいけません。
2つめは売り出し価格は自由に決められる点で、ただ利益を求めて相場よりも、高すぎる価格だと買い手が付きにくくなり、維持費だけがかかるおそれがあります。
3つめは同じエリアにある同じような物件であっても、日当たりや方角などの条件により価格に差が出る点で、また不動産会社によっても差が出るケースもあります。

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まとめ

実勢価格とは、実際に過去に取引された額で、需要と供給が釣り合った価格です。
調べ方は、国土交通省の不動産情報ライブラリや基準地価から算出する方法、また固定資産税評価額からも導き出せます。
ただ注意点としては、参考にする額は過去の数値であり、地価は日々変動しているため、判断は慎重におこなわなければいけません。
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