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アジア不動産です♪
近年、エコカーの普及により閉店するガソリンスタンドが増えています。
立地条件の良い跡地は売却したい方もいるかもしれませんが、ガソリンスタンド跡地はそのままでは売却できないケースが大半です。
今回はガソリンスタンド跡地がそのままでは売却できない理由を、売却方法や注意点とともに解説します。
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ガソリンスタンド跡地がそのままでは売却できない理由
ガソリンスタンドは、その名のとおりガソリンや軽油・灯油などを販売している店舗です。
ガソリンには、特定有害物質の「ベンゼン」が含まれており、1975年以前に販売されていたガソリンには鉛が含まれていました。
つまりガソリンスタンド跡地は、ベンゼンや鉛による土壌汚染の可能性があります。
また、ガソリンスタンドには、ガソリンを貯めておくための地下タンクが埋められており、廃業した際には掘り出されるのが一般的です。
掘り出したあとは細心の注意を払って埋め戻し工事がおこなわれますが、なかには不十分のまま放置されていることもあります。
埋め戻し工事が不十分だと、地盤の安定性が欠けている可能性が高く、さらに地盤沈下を招いてしまうかもしれません。
このほか、土地によってはガソリンスタンド特有の油臭さや油膜が残っている場合もあります。
そのため、ガソリンスタンド跡地を売却するには、土壌汚染の対策をはじめとして売主が土地を整備しなければならない可能性が高いです。
ただし、必ずしも土壌汚染などが発生しているとは限らないので、まずは売却前に土地の状態を専門業者に調査してもらう必要があります。
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ガソリンスタンド跡地を売却する方法
ガソリンスタンド跡地を売却する方法には、居抜き物件として売却する方法と更地にして売却する方法があります。
ガソリンスタンド跡地は幹線道路沿いなど立地条件が良いところが多いので、建物を転用して別の店舗を始める例も珍しくありません。
買主が希望する条件と合致すれば、解体費用などをかけずに売却できるはずです。
一方、更地にして売却すれば使用用途が広がるので、土地を買いたい方が集まりやすいといったメリットがあります。
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ガソリンスタンド跡地を売却する際の注意点
ガソリンスタンド跡地を売却する場合、原則土壌汚染調査をおこなう必要があります。
自治体によっては条例によってガソリンスタンド跡地の土壌汚染調査や対策を義務付けているところもあるので注意が必要です。
調査の結果問題なしなら安心して売却ができ、土壌汚染があっても対策をすれば問題なく売却できます。
また、売主にはガソリンスタンド跡地であることを買主に説明する告知義務もあります。
事実を隠して売却すると契約不適合責任を問われる可能性もあるのでご注意ください。
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まとめ
ガソリンスタンド跡地でも、土壌汚染調査をして問題がなかったり土壌をきれいにする対策を立てたりすれば売却は可能です。
ただし、ガソリンスタンド跡地であることを隠して売却すると、あとで契約不適合責任を問われる可能性もあります。
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